できる新卒学生・若手社員を見分ける採用テクニック

【執筆者】
株式会社ヒューシーク 代表取締役 前田 竜徳
日本大学 非常勤講師(2013年~ 現在に至る)
東京国際ビジネスカレッジ 講師(2011年~2012年)

高崎経済大学 経済学部 経営学科 卒業。
大学卒業後、ノンバンク(東証1部上場)に就職し、本店営業部配属となる。その後、マネジメント経験を積むためベンチャー企業へ転身。本部スタッフ、店舗統括マネージャー、経営企画室長を歴任。
店舗統括(教育含む)や新規採用、法人営業、銀行や投資家との資金交渉、株主総会の準備・運営、助成金・補助金の申請など幅広い業務を担当。
2007年、個人事業主として独立。
中小・零細企業を中心に複数の会社の「マネジメント」「人材育成・採用」の支援を行う。2009年、株式会社ヒューシークを創業し、代表取締役に就任。

会社は新卒学生の中から優秀な人材をどのように見分けて採用したらよいのかについて、それを解決するすぐに使える2つのテクニックについてお伝えします。

早速ですが、その答えは、

1点目のテクニックは、卒業高校の偏差値をチェックすること

2点目のテクニックは、高校の偏差値と大学の偏差値の差を見ることです。

詳しくは、後述しますので、ぜひ参考にしていただきたいと思います。

目次

■自己紹介

私は株式会社ヒューシークの代表取締役を務めている前田 竜徳です。

私のビジネスは、大企業向けには採用に関する支援、中小企業向けには経営全般のコンサルティングを提供しています。その中でも、助成金・補助金の支援に関するコンサルティングを得意としています。

私が支援した企業は、様々な業界や産業に及んでいますので、採用活動やコンサルティングの経験から得てきた情報を皆さんに共有したいと思います。

また、日本大学や専門学校で講師を行っているので、応募する側の学生の情報も持ち合わせていますので、会社側と学生側の両方の視点からお伝えできることが強みです。

■会社が求める共通の条件

どのような会社でも、優秀な人材を採用する際に共通して求める条件というのがあります。 

それは「コミュニケーション能力が高いこと」と「地頭力が高いこと(問題発見・解決能力・説得)」です。

つまり、「自分で考えて、自分で行動して、自分で結果を出すための考えるチカラ」があるか、ないかを会社側はみています。 これは、10年、20年前から変わらないキーワードであると思います。

皆様の会社では、2つのキーワードに合致するような人物をどのように選別していますか?

■優秀な学生の見分け方

会社はどのようにして、2つの条件に合致する優秀な新卒学生を見分けるか、そのテクニックを2つお伝えします。

1.卒業高校の偏差値をチェックすること

一般的には最終学歴の大学を見て判断することが多いですが、それだけでは十分な情報を得られません

なぜなら、現在の大学の入試は、一部の科目だけで受験できるようになっていたり、推薦枠を利用して受験せずに入学できるケースもあるため、大学の偏差値だけでは真の学力が測れなくなってきています。

そのため、小中学生で基礎的学力を身に着けた結果、入学した高校の偏差値をチェックすることで、学生の真の学力を把握することができます。

採用において最も重要なことは、

・応募者がどの高校を卒業したか

・その高校の偏差値を確認すること

です。

2.高校の偏差値と大学の偏差値の差を見ること

最強のテクニック~その2

高校の偏差値が高く、大学の偏差値がそれよりも低い場合、その学生は学力が高く、人間関係を構築する能力もある可能性が高い傾向があります。

逆に、高校の偏差値が低く、大学の偏差値がそれよりも高い場合、その学生は努力家で、何かに打ち込む力がある可能性があります。

また、高校の偏差値と大学の偏差値の差を見ることで、学生の性格や能力を推測することも可能です。

具体的には、以下の4つのタイプに分けることができます

  1. タイプA: 高校の偏差値が高く、大学進学時に偏差値が少し下がる。

これは、高校時代に部活や友人関係を優先して遊んだ等の学生で、コミュニケーション能力が養われている可能性が高いです。

高校の偏差値が高いため、地頭力もコミュニケーション能力も高いタイプであり、一番期待ができます。

  • タイプB: 高校の偏差値が高く、さらに高校でもしっかりと勉強して、より高い偏差値の大学に進学する。

これは、地頭力が高い学生ですが、ガリ勉タイプである可能性もあります。

よって、期待はしたいものの、コミュニケーション能力に劣る可能性もあり、注意が必要です。

  • タイプC: 高校の偏差値が低いが、高い偏差値の大学に進学する。

このタイプは、数が少なく、隠れ有能タイプと言えるかもしれません。

これは、小中学生の頃は大して勉強をしていないので、偏差値が高い高校には行けなかったけれども、高校でしっかりと勉強して、偏差値の高い大学に進学した学生です。

このタイプは、地頭力もコミュニケーション能力も高いかもしれないし、低いかもしれませんが、根性はあるといえます。

  • タイプD: 高校の偏差値が低く、大学の偏差値もそれほど高くない。

これは、一芸に秀でている可能性があります。勉強よりも遊びを優先していたため、コミュニケーション能力が高い可能性もあります。

採用する際には、期待値が下がってしまうかなとは思います。

■最後に

会社が採用活動をする際には、学生の高校と大学の偏差値情報を元に、4つのタイプに選別して、どのような人材を採用したいかを決め、適切な人材を選び出すことができます。

 一番期待できるのはタイプAですが、全体の採用人数によっては、タイプBやCも採用しながら、多様性のある組織作りを目指すのもよいかと思います。

お伝えしたテクニックは、明日から使えるものですので、ぜひ活用してみてください。ありがとうございました。

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この記事を書いた人

株式会社ヒューシーク 代表取締役 前田 竜徳
日本大学 非常勤講師(2013年~ 現在に至る)
東京国際ビジネスカレッジ 講師(2011年~2012年)

高崎経済大学 経済学部 経営学科 卒業。
大学卒業後、ノンバンク(東証1部上場)に就職し、本店営業部配属となる。その後、マネジメント経験を積むためベンチャー企業へ転身。本部スタッフ、店舗統括マネージャー、経営企画室長を歴任。
店舗統括(教育含む)や新規採用、法人営業、銀行や投資家との資金交渉、株主総会の準備・運営、助成金・補助金の申請など幅広い業務を担当。
2007年、個人事業主として独立。
中小・零細企業を中心に複数の会社の「マネジメント」「人材育成・採用」の支援を行う。2009年、株式会社ヒューシークを創業し、代表取締役に就任。

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